菅直人さん

新年からがっかりしたことがことがある。菅直人のブログだ。

ドル換算マジックで安倍政権を批判する手法は選挙前から見られたけど、

仮にも元日本の総理大臣がこの程度の認識だと思うと残念でならない。

 アベノミクスのメッキが剥げ始めていることは誰の目にも明らかになってきた。

  アベノミクスの効用で最も強調されてきたのが株価の上昇だ。しかし、株価に詳しい人の話を聞いてなるほどと思ったのは、アベノミクス政策がとら れてからもドル換算すると日経平均株価はおおよそ150ドルで、大きく変化していないと言う。つまり1ドル80円の時の日経平均1200円は150ドルに あたる。それが日経平均18000円近くまで上昇したと言っても、円安で1ドル80円が120円になったことを考慮に入れてドルで換算すれば150ドルで 変わっていない。

  輸出産業の好調な業績も、同じ1ドルの売り上げが円安で80円から120円になったことによる売り上げ増であり、輸出数量は増えていない。

  デフレ脱却と景気回復には保育や介護といった賃金の低い社会保障分野の賃金を引き上げることが、雇用と消費拡大につながり効果的。実需の増大を伴わず、格差=不平等を拡大し続けているアベノミクスの失敗は明らか。

ドル換算150ドルの日経平均株価

 

いやいや、その手法古いですから。